プリンレディpresents 増田ぴろよ劇場『愛の若草物語~呪いの女系家族に生まれて~』
私の半生が演劇になります。
- この物語は、北関東の田園地帯に代々続く由緒ある女系家族に産み落とされ、ペニスを心底憎みながらも真実のペニスを探し求め、振り向くことなく走り続けている増田ぴろよと、彼女の二人の姉と一人の妹が、もがき苦しみながらも自分の運命を切り開いていくロマンである。-
プリンレディpresents 増田ぴろよ劇場
日時:2015年7月7日(火) - 8日(水)開場19:30/開演20:00~
開場:新宿眼科画廊 スペース地下
【脚本・総監督】美貴ヲ(プリンレディ)
【出演】ゆっきゅん、川畑usi智史、遠藤ちえ、衣純、増田ぴろよ ※公演後に出演メンバーによるチェキ会、物販有
【オープニングトーク】※スペシャルゲスト有
「ぴろゆっきゅんの歌謡ショー」
【チケット予約】※予約特典あり
7月7日(火)→http://piroyo01.peatix.com
7月8日(水)→http://piroyo02.peatix.com
協力:舞台芸術創造機関SAI 美術:増田ぴろよ+美貴ヲ 衣装:Drink me 映像:ナマコラブ
『愛の若草物語〜呪いの女系家族に生まれて〜』について語らせてよ。
この演劇は2015年7月7日(火) と 8日(水)の2日間。20:00~から90分間(3部構成)の出来事です。
たった2日間だけの生ものです。また人権侵害をしてしまいそうなので記録には残せません。
家族というものがとても怖い。2011年に血族が解体した出来事があって、何が起きたのが誰が悪かったのか。何もかもが解らないし見えていないからとても怖い。
男についてはぺらぺら物語ることができるのに、私が生まれ育った女だらけの家族を語るのはまったく言葉が出てこない。
私の作品は私の私による私のためのセルフストーリーなのに、女のことになると何も見えない。
だからプリンレディの団長こと美貴ヲさんの視点と力を借りて、自分の生まれ育った女系家族を物語る挑戦をします。
育ちがいいけど性根をこじらせている人はだいたい友達で、美貴ヲさんはとっても同じ臭いがする。ときどき自傷のようなミソジニーを抱えているのが見え隠れするのも他人事じゃない。
この企画の話をいただいた時、美貴ヲさんと私のコラボはラーメンVSたぬきうどんのような、近いからこそ殺し合ってしまうのではないか…と、おびえてしまったけれど、道が2つあったら面白くて危険な方を選ぶのが美貴ヲさん。信頼しています。団長に私の自我を預けます。
いったい何が起きるんだろう。
何をするのかもわからないまま参加してくれたアイドルゆっきゅん、川畑usi智史ちゃん。美貴ヲさんが呼んでくれた遠藤ちえさん、衣純さん、海堀さん。
私と関わることのリスクよりも面白さを重視してくれる、器が超大きい人たちの力を借りて、究極の自作自演愛憎劇を繰り広げます。
アーティストトークもします。ゆっきゅんと一緒に歌謡曲を交えたショーをするよ。
今の私と、昔の私。私につながるすべての女たちへ向けて、作品について語る…というか男の話ばかりをする予定です。
私の人生が芸術だと本気で思っています。
生の私に会いに来てください。
増田ぴろよ