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事 後 報 告

http://masudapiroyo.com/

2014年 新宿二丁目の冬

毎年、新宿二丁目のbar星男で開催しているペニスマスイベントを今年も開催します。2月にはバレンタインイベントもやります。
クリスマスにバレンタイン…そんな愛のイベントをなぜ私が任されるのかというと、私がそういったものに縁が無い人生だからです。
 
『12月24日クリスマスイヴ♡ぴろよと一緒にメリーペニスマス』
日時:2014年12月24日(水) 20:00〜26:00
場所:bar星男
住所:新宿区新宿2-6-8小澤ビル1F 03-5379-6066
 
今年もbar星男にぴろよとペニスマスツリーが出現。
聖夜のbar星男…それはペニスとクリスマスに傷付いた乙女たちの駆け込み寺。
傷付いた人もそうでない人も遊びにいらっしゃい。
宗久&ぴろよとペニスマスソングを歌って乾杯しましょう♡一緒にメリーペニスマス☆

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特に何をする訳でもなく、私がただいるだけのイベントです。 
おしゃべりしましょう。人の顔を覚えるのも苦手なので名乗ってくださると安心です。
 
物販はバッジ

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bar星男のオーナーは美術作家の櫻田宗久さん。
宗久さんは厳しくも暖かい目で見守ってくれて、甘えさせてくれるから、お母さんみたいだ…と本人に伝えると心から気持ち悪がってくれる。そういう所もお母さんみたい。
星男では毎月展示をしています。お店の雰囲気は静かで文化教養度高めです。男女共に入りやすいお店です。
宗久さんのアートと母性があるから、bar星男はどこか尼寺に似た雰囲気がある。
 
こんな惨状はもうこりごりだと思っても、後から思い出すたびに笑ってしまう。そんな地獄が新宿二丁目にはある。
 
クリスマスイブの思い出。
毎年、深夜2時頃になると失恋ほやほやの子たちが来店する。
可愛い。まだ涙で湿っぽい睫毛はどうしたって可愛いし、憔悴しきっていても肌はつやつやしているよ。
誰かのために、自分のために泣いちゃうなんて世界でいちばん可愛い。
いいな、世界の主人公。
 
バレンタイン草間彌生をオマージュした「無限のチョコバナナ」というイベントを開催。
チョコレートを湯煎にかけてバナナを入れて、チョコバナナを作ろうとして大失敗。

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AFバナナだと宗久さんと2人ではしゃいだ。

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この日は記録的な大雪で、こんな天候じゃ誰も来ないね と宗久さんとまったりしていたらサゲマンJAPANのエース伊藤さんがケーキを持って来てくれた。伊藤さんは優しい。
伊藤さん手作りの美しいマーブルケーキ。

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伊藤さんの料理は超おいしくて優しい味がする。

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そして謎の社長が登場。1本オーダーが入れば10杯分の上がりになるドンペリを2本入れてくれた。
伊藤さんと一緒にいるとこういうことが多い。いつも避けられない不幸と幸運が同時に起きるのは一体何なんだろう。
 
クリスマスでもバレンタインでもない日。
bar星男でちばちゃん(仮名)と出会った。
ちばちゃんは美人なのに不毛な恋愛ばかりしている。だからすぐに仲良くなれた。
 
終電を逃して、宗くんとちばちゃんと一緒に夜遊びをして始発を待つ事にした。
3人並んで新宿二丁目の路地を歩く。深夜の二丁目は臭くて寒い。
ちばちゃんは初対面だし、宗くんは親友というほど頻繁に会うわけでもないけれど、この1人じゃない感は何なんだろう安心する。
宗くんは不敵な笑みで「本当の新宿二丁目を見せてあげるわよ」とお店を案内してくれた。
 
2013年のFNS歌謡祭の影響で、あちこちのお店からI'm Proud (熱唱)が漏れ聞こえていた。
経験が増えて行く
そう、経験ばかりが増えて行く。しなくていい苦労ばかりしたがるから、どうでもいい経験値だけが増えて行く。
朋ちゃんも私たちの仲間だ。
 
バーで水割りを飲んで語りあって、2軒ハシゴすればもう午前5時。
最後にたどり着いた場所は早朝6時から始まるバー。
店の奥では、早起きしちゃった系のおじいさんが男の子の手を握りながら鏡月の緑茶割りを呑んでいた。
きっと若いはずの男の子の肌はどす黒くて疲れ切っている。
後から聞いたらこの店はウリセンというタイプの店だった。
人間って売っているのね。。。
 
早朝6時のウリセンのカラオケで30代の男女3人がパラダイス銀河を合唱する。
朝まで一緒に過ごした私たちのテンションは異常だ。
ちばちゃんなんか、はしゃいでエアローラースケートを決めちゃってるし、本当に地獄だ。
それにしてもしゃかりきコロンブスって一体何なんだろう。
 
カラオケの最後の一曲は、3人が心から歌いたい曲を合唱しようということになった。
真剣に話し合って決めた〆の一曲はこちら。
「アローンアゲイン」
私としたことが あなたに捨てられて 生きてることが 空しくなっちゃって
高いビルの屋上から 身を投げて 死のうかと 思いつめていたら
よせと言って 声をかけてきた やさしい男と 恋したけれど
つまらなくて 今日からまた 私はひとり
私はひとり
ヴァージンスーサイズの曲として知っていたこの曲。
恋に恋する自分が大好き、超ガーリーな自分大好きな私たちにぴったりの〆曲。
♡私はひとり♡
仲良く3人並んで、この歌詞を噛み締めながら合唱。
私たちはなんてロマンチックで贅沢なんだろう。
 
新宿三丁目交差点で宗くん&ちばちゃんとバイバイした。
とっくに始発の時間は過ぎている。
会社へ向かうサラリーマンの群れに逆流して帰った。
人生を舐めているのがばれたのだろう、ごみ収集車に轢かれそうになった。